塗料調色の方法

塗料の調色については色々と方法が有るのですが、基本的な部分をここでは述べたいと思います。
(今回は画像が有りません)

模型の調色をする場合に基本色が必ず有りこれらの組み合わせに拠って自分の好みの色を作っていく訳ですが
市販されている物では純色が有りこれを基礎にします。

基 本 純 色

シンナーを使うクレオスカラーを基本として表しています。(アクリルラッカー)

イエロー

ブルー

コバルトブルー

マルーン

シャインレッド

ホワイト

以上の5色は絶対に必要となるカラーです。これにもう一つ足せるとすれば

ブラック
(これは上記の6色が有れば作ることが出来ます)

の合計7色が有ればほぼどの色でも表現が可能となります。
また特殊ですが、クリアー系の色と蛍光系の色も使います。
これとは別に金属色が有りますがこれは別体で考えた方が良いと思います。

実際の調色の仕方

鉄道模型の場合、GM等から色々な塗色が出ていますが、これが気に入らない場合はそこからを出発点にすると
最終到達点に行かない場合が非常に多いので難しいですが、純色から攻めていく方法をおすすめします。

純色の相関

イエロー  +  ブルー  = グリーン

シャインレッド  +  ブルー  = パープル

純色以外では

マルーン + ホワイト = ピンク

グリーン + マルーン = ブラック

大体ですがこれが調合の基礎と思います。
実際の鉄道模型色はかなり複雑な調合を必要としていますので単純に数値で表す事が難しいと思います。
良く調色の発注を頂いた時に調合割合を精密に記録してくださいと言われることが有りますが、現実的に不可能です。
最終確認は実際に塗装して微調整していくことをお勧め致します。
大体ですが、90%以上適合していれば細かい部分の差異が有る程度で98%位までだと肉眼での判別は不可能と思われます。
但し100%の色調調合はほぼ不可能の事態だと認識してください。

純色調合で有る程度の方向性を決めてから、最後に白と黒のにごり色を加えて完成度を上げるのが最も確実だと思います。

実体験ですが、実車と同じ色という事で注文される方が非常に多いのですが、模型に置き換えた場合には
同じ感覚になったことはまず有りません。
あくまでも模型らしさを追求した調色を目指した方が良い結果が得られる場合が多々有ります。

特 殊 な 調 色

私が特殊な物というのは金属色の調色です。
特に金・銀は基本塗料材が代用品の為に本来の色を出すのにはかなり無理が有ります。(は真鍮・はアルミ)
そこで実際に純金粉・純銀粉を使用して無理の無い色を作っています。(単に混ぜただけでは安定しない)
この様な色はお召し仕様等に使用されます。これについては素材価格が高価でさらに模型以外の知識が必要となります。
(これは基礎的な技術としては日本画の絵の具調合法です)
ステンレス系は合金なのでアルミ基本で調色は可能で通常販売品で対応出来ます。
ボディが真鍮製の場合は錫メッキを使ってステンレスボディの感覚を出すことも可能です。(錫板が陽極になります)


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