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ラインガウは非常に狭い地域ながら銘醸畑が大変多く、
高価・高品質なワインを作り出す地域でドイツワインの中核地域です。
このページでは醸造所ごとに紹介していきます。
更新日 18年11月20日
プリンツ・フォン・プロイセン(プロイセン皇太子家)
ここは数年前にワイン生産を辞めてしまったのですが、辞める前は非常に高品質のワインを作っていました。
このワイングートで有名だったのはライン川の中州で栽培されたシャルドネ種から作られたゼクトで
ドイツで始めてシャルドネ種で作られた物と言われています。
今回は10年前に買っておいたQbAを久しぶりに空けてみました。しっかりとした熟成感が出ておりさすがと思う物が有ります。
ワインの色調もいわゆる黄金色で果実味あふれる正調ラインガウを感じさせてくれました。
また5年後くらいに空けてみようと思います。


クロスター・エーバーバッハ 州立醸造所
ラインガウだけでなくドイツワインの中心とも言える醸造所
特にシュタインベルガーは絶対にはずせない畑でここの単独所有。
特にマウアーワイン(石垣の壁で栽培している)は
フルーティーさとアルコールの質の高さ・酸味とのバランス
は絶妙の一言に尽きます。その他にも特級畑を数多く所有しています。


所有している主な畑と特徴
シュタインベルガー
石の壁の囲まれた畑でこの畑のブドウがあまりに傑出しているために盗難を防ぐ目的で石壁が作られたがこれは輻射熱を囲う事にもなり石壁にもブドウを植えている。このブドウのみは特別に作られるもので貴重な1本となる。
ラウエンターラー・バイケン
ここの畑は前述のシュタインベルガーよりはワイン自体に深みや重たさを感じるが非常に長命な1本となる。
アウスレーゼ級は熟成に約30年程を要する年のものも有る。
エルバッハー・マルコブルン
この畑も酸味とアルコール・果実感のバランスが優れている。
ここもバイケンと同じくらい長命な1本、リースリングの酸がとても洗練されている。
アスマンスホイザー・ヘレンベルグ
主にシュペートブルグンダー(ピノ・ノワールのドイツ名)を産出しますがドイツ的なエレガントさを持っているワインで
ドイツの赤ワインの作り方が一番出ていると思います。栽培方法もドイツ独自で赤ワインでアイスワインも有ります。
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1989年シュタインベルガーを開封!
15年の時を経て開封しました。当家で約10年寝かせていたので1ヶ月前に瓶を立たせて飲む3日前に抜栓とデカンティング
を行い少しずつ変化を見ながら19日のワイン会に飲みました。
89年シュタインベルガー・シュペートレーゼ H18・11・19
この年は葡萄の出来が突出して良くアルコール度も10.5%といつもより高め、味わいは酸味の出方といい香りの深さといい
正に昔の伝統的な作り方で出来たシュペートレーゼです。色は黄色味の強い黄金色になっていて熟成感も有りますが、
全体的にはまだ熟成の途中と言った感じでまだ若さ十分と言ったところでしょうか。
今販売されているシュタインベルガー・シュペートレーゼとは全然違った味わいなのでもしどこかで見つけられる事が
出来るのならば2001年あたりのものと飲み比べをしてもよいのではと思います。
シュロス・ヨハニスベルグ醸造所
この醸造所は歴史がとても古くドイツ最古のワインがここにあります。
所有者はメッテルニッヒ侯爵家でウィーン会議の成功報酬として当時のプロイセン皇帝より下賜されたもの。
シュペトレーゼ(遅摘み収穫)が発見されて初めて醸造したところでも有ります。
ここでは他の醸造所の委託生産もあり有名な所ではG・H・ムムのワインもここで作られています。
シュロス・ヨハニスベルグ
ヨハニスベルグ城の南側急斜面に有る畑、数々のワイン醸造の歴史の上で必ず登場します。
ここのワインも非常に長命ワインで特にリースリングの酸の洗練さは特級品。
アルコールを高い目に仕上げて甘みをかなり抑えてはいるが果実感は実に心地よい1本
ホーホハイマー・ヘレ
この畑はヨハニスベルグとGH・ムム両方とも所有していて味筋から判断して隣りどおしではないかと思います。
GHムムのものは重厚な感じがします。
ゲオルク・ブロイヤー醸造所
400年以上続いている醸造所ですが、80年代より急速に名声を上げている新進気鋭のワイングート
本拠地はつぐみ横町でおなじみのリューデスハイム、つぐみ横町のシュロスというガストホーフは一族の経営

来日された時の故ブロイヤー氏
この醸造所のワインは現在熟成中のためラベル写真は有りませんが、
何本か試飲させて頂いた感想としては(90年のベルク・シュロスベルク・カルタワイン・非売品・試飲01年)
非常にクリーンな感じで熟成させたものはその上に重厚感が出てきますが、
元のブドウの酸度が高いためにリースリングとしての果実味が良い状態で出てきます。
熟成はやや遅めの初期は非常に固いしまった感じがします。
シュロス・フォルラーツ醸造所
ラインガウでは現存でドイツ最古の石造り建造物といわれる建物が有りますがこの醸造所がレストランとして経営しています。
ワインはカビネットクラスではアルコール度を高く取り非常にさっぱりとしたワイン造りですが
シュペートレーゼでは昔ながらの重厚なワインになります。
またアウスレーゼ以上は特に出来の良い年だけ造られますが貴腐ブドウを使用しない
健全果のみで糖度を130エスクレ以上としているので実質的なベーレンアウスレーゼのクリーンな物を造っている感じです。
この醸造所はレーベンシュタイン伯爵家所有の畑も管理を任されており実質的に同じワインと言えます。

89年 レーベンシュタイン伯爵家 アウスレーゼ 金線入り白封
これ以降は95・99・01年にだけ造られている
ジンメルン男爵家
非常に古い歴史を持っている醸造所で約90ヘクタールの畑を所有しています。
この醸造所の中心となる畑はエルバッハー村のマルコブルンで最良部分を今でも持ち続けています。
マルコブルンはラインガウで1・2を争う超が3つ程も付く銘醸畑で寿命がとんでもないほど長いワインを脈々と造っております。
80年代後半から評価か余り高い物が無くなりつつ有りますがそれは一般販売用のワインに限っていて、
昔のカビネットワインと呼ばれる秘蔵酒は完全に別物で昔の評価と同じレベルです。

エルバッヒャー・マルコブルン 89年 SPT
これはノーマル品です。
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