車輌加工・改造のススメ
PART−2

オハ14−300番代 レガートタイプの製作

第2回は前回より加工難易度が少し高くなりますが質問のとても多いオハ14−300番代 レガート を解説致します。
今回は種車にカトー製品オハ14を使用しています。トミックスが発売予定なので当店でもこれが最後の加工品と思われます。


車体の加工−1(側板の加工)

オハ14−300番代は側板の印象が大きく変わっていますが窓配置に基本的な変更が少ないため
前位側2番目の窓を埋める事と後位側トイレ・洗面室・方向幕の窓埋め車体左側の客用ドアーの埋め戻し加工
右側ドアーのドアステップの廃止(ドアーの下が直線的になります)加工を致します。
いずれもプラ板で埋める場所を塞いだ後にパテを盛って整形してペーパーで平滑にします。
ドアステップはマスキングテープを希望の位置に貼っておきそこに直接パテ埋めを施して乾燥後にテープを剥がすと
きれいに貼っていない部分のみのパテ整形が出来るようになっています。

車体の加工−2(妻面の加工)

妻面の加工はまず全てのモールドを削ってしまう事から始めます。多少荒く削りすぎても後でパテ整形してしまうので
思いっきりやってください。削り終えたら貫通扉を裏打ち板で塞いでどっぷりとパテを盛りつけます。

車体の加工−3(妻面の加工−2)

妻面のパテ成型が終了したら愛称版の取り付けとテールライト用の穴を開けておきます。
今回はテールライト・愛称板は点灯させる加工でしたので両方とも穴開けを行っていますが点灯させない場合は
ここに0.5ミリのプラ板を張り付ければ良いと思います。これで車体の加工は終了です。

塗 装 作 業(塗装下地の作成)

塗装する前にしておかなければならないのはボディ全体にグレーのサーフェイサーを吹き付けて塗装下地を完成させることです。
サーフェイサーを吹き付けてまず1000番位のペーパーで水研ぎを行います。ここでへこんでいたり、キズが付いている
部分を発見して再修正する作業が良いモデルを生む秘訣となりますのでかなり面倒くさい作業ですが
がんばって作業すると見違えるほど精度の良いものが出来ます。

塗 装 作 業(塗装下地の作成−2)

オハ14−300番代は基礎塗色が白なのでこでもう1回白のサーフェイサーを吹き付けておきます。
こうすることによってそのままグレーから塗装した場合の色調落ちを防ぐことが出来ます。
乾いたら仕上げの水研ぎを1500〜2000番位のペーパーでしておきます。

塗 装 作 業(本塗装−1)

塗装は明るい色から塗っていくのが原則なので白3号をボディ全体に塗装します。
乾いたら青20号を吹き付けるためのマスキングをします。
この段階で赤が入る部分も同じようにマスキングでカバーしておきます(斜めに入っている部分に赤が入る)
マスキングが完了すればボディ全体に青20号を塗装します。

塗 装 作 業(本塗装−2)

青20号の塗装が済めば赤の塗装に入りますがここで先ほど斜めに入っていたマスキングを取り外して
逆に青20号に塗った部分を全てマスキングしておきます。この時に赤の3本線になるために細く切り出したマスキングテープを
2本3等分になるように貼り付けておき赤色の塗装に入ります。

仕 上 げ 作 業

ボディ全体の塗装作業が完了すればテールライトの取り付けや手摺りの取り付けに入ります。
最後に車番・レガートのインレタ・あかつきの愛称板を付ければ完成です。

さらに細かい加工

今回の作品では内装も3列シート・ロビー部分も作りましたのでその説明を致します。
内装板は1ミリのプラ板+仕切板は0.5ミリ板で製作して椅子は全て原型製作の上でレジンコピー品を別に塗装して
接着しています。後位側は点灯装置を組み込むために開けておりこの部分のみ製作していません。


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